こんばんは。
東京国立科学博物館に行ってみたくて、ミイラ展やってたので行ってきました。
ミイラ!
ミイラってエジプト…のイメージです。
でも、何故ミイラを作ろう、いや、人間をミイラにしようとしたんだろうとか、特に考えた事ありませんでした。
展示内容については興味ある方はググれば情報が出てくる世の中なので割愛します。
なんつーかなー
日本人のミイラがある。日本人でもミイラ研究をしていた人がいた。それがなんだか衝撃でござったよ。
外国人のミイラっていうと、まだどこかファンタジーの域と言うか。生きてた人間だという実感が湧かない。
日本人だと、骨格とかから大体の顔のタイプとかを想像してしまって、リアルなんだけどリアルすぎてもうなんつーかえぐい。。
特に「機会があれば掘り起こしてみよ」と言った学者のミイラは髪の毛が結構残ってた。。
ご遺体…ご遺体なんだよな、あれ。
ご遺体をまじまじと観る。
なんだろう。博物館の剥製とは違う。
江戸時代に自分がミイラになった姿は勿論、どのように世の中に影響するのか。しないのか。当事の周りの人も誰もそれを確認できない。だけど実行する。
パソコンもインターネットもない世界で、死や未来といったものをどう捉えて生きていたんだろう。
考えさせられるというか。
現代の科学技術の発展と、過去に生きた人達の死生観。実際に生きていたという現実。
どう捉えていいのか。
語るほど定かな感想を持ててなくて、なんだろうこれなんだろう。
自分の生活の範囲内にこれからもこの先もないであろう世界観。
後から観た常設展の剥製が、海洋堂とかが作ったフィギュアでは?と思う程、既製品のような作り物感(作り物といやぁそうなんだが)に感じてしまうほど、リアルすぎて、むしろフィクションでリアルでした。(いみふ)
もっとショック受けるかもと思ってましたが、それはなかったです。
あまりに生身と離れすぎてて。。
ゴッホ展も観たかったなー。