こんにちわに。
お久しぶりでございまする。( ^ω^ )
ずもです。
※コロナ渦にお出かけすることに対し、
批判の気持ちがある方もいると思いますが…😌
不要不急とか自粛とか感染対策とか、何が正しいのか答えはありません。
ですので気をつけた上で、お出かけをしてきました。
これは備忘録のようなものですが、お付き合いいただけたなら幸いです。
😊😊😊
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年末年始からお正月を通り過ぎ、働き詰めだったので
遅れてやってきた私の冬休み〜。
美味い飯と良い景色とアートを感じたくて1泊旅行をしてきました!
今回の目的地は〜
岡田美術館!!
名前だけだと『どこやねん⁉️』ってなりますよね😅。
(2013年に箱根に開館した、私設の美術館です。)
今回ここに足を運んだ理由、、
『没後220年 伊藤若冲 -なんちゃらかんちゃら- 』
伊藤若冲の作品を観るためです!
あ〜すんごかった〜(語彙力;)😂
(全体的に展示品の数がすっごい多かったので脳がついていかなくなりました。)
色々省いて
すんごかった〜!
なんで200年以上も昔の作品なのに、こんなに色鮮やかなのかしら。。
どういう意図でこの絵を描いたのか?🤔的なことが番組で考察されていたけれど
意図があるのかどうかすら、もはやわからない。。
私はそこにはこだわらないのですが、
それだけあれやこれや考察させるほどのパワーを持ってる絵ってことですね。
すげー(語彙力;)
喜多川歌麿の作品も、複写ではあったのですが展示してあって
日本画は全然詳しくない私なんかでもその名前は知っているので
絵の中の着物、季節、しつらえてあるもの、食べ物などなどから
四季やどういう情景を描いたのかがみてとれる、、
うん、今までずっと西洋絵画ばっかり観ていたからか、あんまりそういう絵の見方はしなかったなぁ。
日本人ってそもそも俳句にも料理にも『四季』を取り入れるものね🤔
そういう絵の楽しみ方もあるし
制作の背景とかなんやかんや(語彙力)、、ねっ!
観る機会の少なかった日本画を見ることで、新しい楽しみ方に出会えました。
展示の序盤には壺とか皿とかいろいろ置いてあって(雑)
(これは興味がそこまでない分野なのですが)
全部しっかり見ると脳みその許容範囲超えるなあ、うん、死ぬ!と思いました。
足湯カフェも入りました。
ソフトクリームが美味しかった…!
美術館併設のカフェなんて高いだけでは?と思っていたのですがなめてた。
うまし!!!☺️
キャパオーバーになるので、壺とか皿は軽く見たのですが
それでも2時間半かかりました😓
若冲の絵はまだまだ見ていたかったけどね!
若冲と同時期に活躍した、他の絵師の作品(ちなみに絵師と画家ってどう違うんや?)の作品も展示されていてふと思ったこと。
若冲は85歳まで生きたそうです。
隠居して本格的に絵師となったのは40歳。
当時は明治維新も文明開花もまだ。
お肉も食べていなかったし、
LEDライトもないし、、
ということは一日の明るい時間の限られた中で描いていた。今みたいに徹夜して描けるわけではない…。
食べる物も今より栄養価は低いのに、それだけ長生きした事もすごいけれど
『描く』という行為にはものすごくエネルギーを使うのに、あれを40歳で描いたのか!ってどういうこと…🤔
若さ故の筆の甘さ、表現の途上は
年齢的になくなっていて、働き盛りのエネルギーと経験が相まって作品作りには一番良い時期なのか…?
というのは現代人の解釈。
江戸時代はどうなのだろうか…?
もう年だわーって、言い始めたら本当に年寄りになっていきますね。
40歳でこんな描けるんだぜ人類!
そう思ったら、まだまだやりたい事やれるよねって思いました。
やらなきゃ!描かなきゃ!
人生を楽しまなくちゃ!
そう、思いました。
そしてサラリと見て回った壺とか皿とか。(言い方…)
『7世紀頃』とかざっくりな書き方されているのです。
7世紀って事は800年代だから、794ウグイス平安京の後かーとか。
16世紀とあったら1.500年代だから戦国時代かーとか。
美術を見る上で、それが作られた時代がどういう時代なのかを把握するのにも、歴史を学ぶって大事なんですね。
日頃、朝ドラや大河を見てるからそこから入ってきた時代考証が大半を占めていますが…😓
一応、学生時代は歴史は得意な方だったけど、ちゃんと真面目にやっておいて良かった!
敷居の高い雰囲気の美術館ですが、
こんなわたしでも、脳内の美術の引き出しが満杯になりました😅
ひえ〜
ちなみに、ポーラ美術館と彫刻の森美術館にもちょっと行ってみたいと思っています。
けど、1泊の旅行で2箇所の美術展に行くのはさすがに無理なので
わりと何回も見たことのある印象派展は
またの機会にすることにしました!
いや〜
美術っていいですわね。
最高峰の作品を拝ませていただきました。
戦争や震災をくぐり抜けて、現存しているということが
なんて素晴らしいんだろうか。
同時はどう捉えられていたのだろうか。
通り過ぎた過去の時代は、
どれだけ想像しても知ることはできない…
すごい体験でした。