Shityakka ★ Mettyaka

生活エッセイとかコミックとか書きます。たぶん。

心の貧乏神

こんにちは。

ずもです。

 

前回の記事、思ったよりも多くの方々に読んでいただけました。

ありがとうございます!

星をつけていただいた方、重ねてお礼申し上げます。

何よりの励みです。

よーし!これからも頑張るゾ♫

 

 

さて。

 

今回は前回の続きで、お金と心のあり方、価値観について、実体験会社ver.をお話ししていきます。

 (前回は、一般論や節約、家計簿、FPの方の本などで言われてる事をお話ししました。)

↓前回記事

 

ai-diary.hatenablog.com

 

 

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わたしは単なる事務員でしたが、辞令で経理労務管理の仕事に移動になりました。担当は私一人。

(仕事環境については劣悪でした。詳しくは過去記事の『うつコミVol.4』をお読みください。

 

 

経理のお仕事は、普通に経理の仕事です。

ググると出てくるような一般的な経理業務です。

そこに中小企業の一人の経理なので、ざっくばらんに言うと『何でも屋』要素が加わる感じの日々でした。

そんな中で、労務として人の扱い経理としてのお金の扱い。を、間近で見ていました。

 

黒字の月は一度もありませんでした。

円満に退職される方は少なく、裁判を起こす人すらいました。

 

何か会社が物事を決定するとき。

・お金を基準にするのか。

・人としての誠実さを基準にするのか。

このバランスが大切です。

 

私のいた会社の代表。 仮ネームを「太郎さん」としてお話しします。

当たり前な事を言います。

会社を設立した時点で、会社も会社の資金も、個人の物ではなくなります。

 

しかし太郎さんは、『株式会社の代表者としての太郎さん』と、産まれてこれまで生きてきた、『会社人ではない太郎さん個人』の使い分けができていませんでした。

するつもりもありませんでした。

『自分たちが運営している会社=自分たちの所有物=会社のお金=自分たちのお金』

この間違った公式のもと会社は動いていました。 

 

太郎さんたち経営者の人々は、会社のお金で、

自宅家賃、車(仕事と兼用)、携帯代(仕事と兼用)、住宅火災保険、飲み代、携帯アプリ課金代、キャバクラなどの飲み代、お昼ご飯、自宅の水道光熱費やインターネット代などなどを支払っていました。他にも子供と行ったコンサート代、テーマパーク入場料すらも会社のカードで支払っていました。

自分たちの飲み食い代は、なんでもかんでも交際費。事業所の数よりやたら多い賃貸物件。

 

売上はありましたが、諸々の支出がかさみ、利益はありません。毎月マイナスで融資の返済もできなくなりました。返済のためにお金を借りていました。

銀行に融資を受け、そのお金で溜まった滞納していた税金を支払い、あっという間に借入金はなくなります。滞納している税金は納めても、現在進行形で生まれるので、イタチごっこ自転車操業

 

太郎さんは、お金がなくなれば稼げばいいという考え方をしていましたが、そう世の中は簡単にできていませんよね。不景気だっつーの!

一般的に考えまずは経費を削減すべき。個人的な支出が多すぎるので、贅沢を止めればあっという間に黒字会計に転じるのは一目瞭然でした。しかしそれはしません。

 

月にいくらの売上があり、支出がどのくらいあるのか。

それをまとめて数字を提示することも、太郎さんは非常に嫌がり、見もしませんでした。つまり把握していませんでした。。

 

太郎さんは私に、毎日の残高と、支払はいついくら必要なのか。

それの提示だけを求めました。必ずやって欲しい仕事は、それだけ。。。

 

もうお分かりですね。

会社なのに、お金の管理ができないのです。 

原因は明らかなんですけどねー。それは改善する気ゼロです。

贅沢やめたらあっという間に黒字になるのにそこには向き合おうとしません。

節約はケチで貧乏人がすることだと思っているようでした。

 

そして自分たちの行動は変えず、『お金は産めばいい』と考えては失敗を繰り返しました。

『遠くの大金より目の前の小金』。

長い目で見て会社が伸び、存続していくよう『種まき』をしない。

長く待てないから、手っ取り早い満足。熟してないのにもぎ取っちゃう。

長続きしない。 売上UPにつながることも、スタッフの育成もしない。

だから伸びない滅びるウ!

 

そして、太郎さんの会社は倒産し、本人は破産しました。

取り仕切っている会社は他にあるので、太郎さんはそこに寄生木を変え生活は今も贅沢のままです。その会社も倒産した会社と同様に同じ理由で火の車です。

時間の問題のような気がしますね。 

 

結果的に、会社は倒産し、太郎さんは破産しました。

 

私は彼のような人間に、はじめて関わりました。

本人の人生のスタンスは

・長生きしないから今が楽しければいい 

・好きな仲間と好きなことだけやって生きていたい

・犯罪にならなければいい

・会社は自分達が勝手にやってること。嫌なら辞めればいい。

 

好きなことだけやってられる、、というのは、流石に事業やってると嫌なこともたくさんあるのでそうもいきませんね。そこに不平不満を言うことはありませんした。

 

自分でできないことを人を雇ってやらせて、スタッフに還元はしない。なぜなら売上は全部自分たちのものだから。それが当然なのに『世の中の税金のしくみうっとうしいわー、スタッフはだまって働けー金やるから働けー』という人でした。

 

お金が大好き。

お金があればいい。

従業員の働きやすさなんてどうでもいい。

 

従業員の仕事のクオリティやステップアップなど意識にありません。

自分たちがそうだったから、従業員がスキルを磨いてステップアップしたいと考えるなんでなんて考えが浮かばないのです。成長したい子は辞めていきました。

大した仕事じゃないから、その辺の人なら誰でもできると思っているようで、人を選ぶ基準は能力関係なく好き嫌いでした。

嫌いだな、と思えば本人に落ち度はないのに解雇していました。

 

良いスタッフは残りません。

スタッフが成長しないと会社は成長しませんし、組織もうまく行きません。

結果、人手は足りてても『できるスタッフ』がいませんでした。

できないスタッフをできるスタッフが助ける。‥人件費が無駄では?

 その数少ない『できるスタッフ』にはしわ寄せが行き、やがてまた辞めていきました。

 

従業員には『同じことやってるのに給料上がるわけないじゃん。売上あげてくれたら考えてあげるよ』。みんなの前では言いませんが私は聞いていました。。。

スタッフには言えないことも、私はたくさん聞いていました。おそらく。

 

でもそんなクソ野郎な太郎さんにも、人に好かれたい気持ちはあるようです。

 

私が会社を辞める相談を別の方にしたときに『ずっと一緒にやってきたのに、なんで僕に相談しないの』とへそを曲げました。私の相談相手の方が、スタッフに頼られてたから、それが気に入らないようでした。

 

なんだよ、従業員に好かれたいんじゃねーかw

 

私は表面だけの付き合いと笑顔で、気持ちのこもった付き合いなんてしてませんでした。仕事を円滑に行うために必要な分だけ。

気持ちは通じてなかったのに、太郎さんは通じてると思ってたんですねー。

普通はお互いにシンクロ率ってわかるはずなんですが。

 

従業員をお金で動く単なる駒、労働力だといった扱いをしていた太郎さん。

みんなそれをわかっていて、『上役』だから丁寧に気を遣ってただけです。

それがわからないことが、太郎さんの悲しいところです。

きっと、太郎さんの価値観ではお金が一番なので、本人と同じように周りの人にも『お金をあげること』が何よりいいことだと思っていたんだと思います。

「お給料あげてるでしょ?何が不満?」

…いやいやいやいやそれは労働への対価やろ。

 

「お金が一番」

それはひとつの正解です。

ただし、太郎さんと同じ価値観の人だけの正解です。

多くの人にとっては間違った価値観なので、心に響かないのです。

 

私も色々努力しましたが、多分心のどこかで適当に扱ってました。

虚無。なんかそんな感じ。なにもない人。からっぽ。

そんな太郎さん。人とお別れしてくときは、必ず相手がガチ切れしていきました。

最初は人は寄ってきます、最初は。優しい詐欺師のような言葉に騙されて。

でも付き合って行くと中身が空っぽなことに気がつき、長い付き合いには発展しない。

長い付き合いをしている人は、みんな同類。

 

ビジネスでも、真っ当な人には相手にされないから、アウトローな場所で勝負するしかない。最初からグレーなやり方で物事を進めるので、結果も大当たりはしないのですね。終わりはいつも早く、そして大体が喧嘩別れでした。

喧嘩の理由は、何か契約等を終了するとき、通常はお互いに納得する落とし所を見つけるのですが、太郎さんは相手が納得するかは関係なく「自分が納得する内容」をゴリ押しするためです。常識的に穏便に終わらせようとする相手を、毎度ガチ切れさせていました。自分さえよければ相手はどうでもいいのです。

 

実際に金銭的に被害を被った方もいますし、物理的に金銭的に、毎回被害者がでるのですよね。。二度と会いたくない!金輪際関わらない!人としてどうかと思う!

 

そうやって別れていった人を何人も見てきましたし、私もその一人になりました。(太郎さんは会社の代表としてすべきことをしなかったし、できないし、人を雇う資格もなかったと思う。私も縁切れてよかったです。)

もはや価値観が違う。根っこがズレてるから話し合いする価値すらない。

 

おそらくですが、人どころか自分自身すら大切にしてないんだろうな。と感じます。

人に恨まれて、裁判起こされて、殺したいと言われるほどに憎しみを買っているのを側で見てましたが、普通はそこまで人にされたくないですよね;

自分のことを大事にしてたら、人のことも無下に扱わないと思います。

 

(よっぽど自分大好き!自分以外まじでどうでもいい!という人もいますけどね。そんな感じの人でもない。)

 

結果、太郎さん。

お金にも人にも、逃げられることになりました。

 

人それぞれの考え方や価値観と同じになる必要はありませんが、あまりにも世間一般とずれていると、人はいなくなります。残るのは同類だけ。

 

中身が空っぽだから、満たされたくて贅沢をする。一瞬の満足を求める。お金が解決してくれるって思ってるから。

だけど本当には満たされない。だってお金だけじゃ幸せになれないから。

(↑幸せの定義は人により違うけど、人間そういう風にはできてないんですよね。)

・自分を大切にすることの本当の意味。

・自分の幸せの定義と、実際に自分が幸せだと感じることの差異。

・人を大切にしないと人に大切にされないこと。

・お金を粗末に扱うと、お金に愛されないこと。

結局こういうことがわからない人は、心が貧しくなってしまうのではないかなと思います。これらのことを心に留め置き、人ともお金とも

・正しく付き合うこと。

・誠実であること。

 

そうでないとどんどん心が荒さみ、貧しい考え方しかできなくなります。

太郎さんは表面上、お金を湯水のごとく使い羽振りはよかった。だけど泉は枯れました。泉の住人たちは 、職を失いました・・。太郎さんは貧乏神。

 

よく言われることですが、お金持ちは福の神に愛される行動をしてるのですよね。

懐を豊かにするには、心も豊かな人が多いのだと思います。

経済的な豊かさと精神的な豊かさ。この組み合わせが一番最高ですよね♫

(ここで、やっぱお金欲しいんじゃんwとツッこむ方は、既にこの記事を理解してないんだと思います。心が貧しくなりつつあるのかもしれません。。)

 

心に貧乏神が住み着くと

・考え方が貧しい人

・いやしい人

守銭奴

・不誠実な人

になってしまいます。

 

こういう人は関わる人間を不幸にしますから、『危ない』と感じたら離れましょう。相手が返してくれることは別とし、自分はあくまで人として誠実に接し穏便に去ることをおすすめします。

 

心に貧乏神が住み着いてると、もろもろの価値観が狂います。正しくはない方向に。

それはどんな人も陥る可能性はあります。

そうならないように、自分が濁らないように、誠実な人に囲まれるようにするんです。

 

人は変わろうと思い、意識し行動に移せば変わることができます。

そう思います。

 

 

長くなりましたが、この記事を読み、共感していただいた方はおそらく大丈夫です;

気をつけていないと、心は淀むので

私も人事ではなく、気をつけねばと思います。

少なくとも、親に言えない事はしない。

 

久しぶりに長い記事でした。